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コラム

公開日 2025.07.29 更新日 2025.07.29

家族葬の服装はどう選ぶ?身内・参列者・場面別のマナーを徹底解説

家族葬の服装マナーは、基本的には一般葬と大きく変わりません。

ただし、喪主・親族・参列者といった立場や、通夜・告別式などのシーンごとに、気を配るべきポイントがあります。

そのため、「どこまで格式を重んじるべきか」と迷う方も少なくないでしょう。

本記事では、家族葬に適した服装の選び方をはじめ、身だしなみや小物類のマナー、地域による違いを解説します。

大切な故人を心から見送るために、相手への思いやりが伝わる装いを整えましょう。

家族葬にふさわしい服装とは

家族葬は参列者が限定されることから、服装も自由でよいと考えられがちですが、基本的なマナーは一般葬と変わりません。

そのため、ご家族や参列者は、それぞれの立場に応じた喪服を着用するのが無難です。

適切な装いを選ぶために、まずは喪服の種類を理解しておきましょう。

喪服には正喪服・準喪服・略喪服の3種類ある

喪服には以下3つの種類があり、それぞれ着用の目的やシーンが異なります。

種類 概要 着用者・シーン
正喪服 ・もっとも格式の高い喪服・和装やモーニングスーツ 喪主、ご家族など葬儀の主催者
準喪服 ・ブラックスーツ・ブラックフォーマル ご家族・参列者・弔問客(会葬者)
略喪服 ・地味な色合いのスーツやワンピースなど 通夜や急な訃報への対応時に使用

「平服でお越しください」と案内があっても、普段着ではなく落ち着いた服装(略喪服)を選ぶのがマナーです。

家族葬での男性の服装マナー

家族葬に参列する男性の服装は、立場に応じた喪服の格式を意識しましょう。

ここでは、以下の立場に応じた服装の違いを解説します。

1.喪主・親族の場合
2.参列者の場合

それぞれ詳しく見ていきます。

喪主・親族の場合

喪主やご家族として参列する場合、準喪服の着用が一般的です。

本来は正喪服(モーニングコートや和装)が正式とされていますが、最近ではあまり見かけなくなっています。

ブラックスーツに白シャツ、黒ネクタイで十分丁寧な印象になるでしょう。

参列者の場合

一般の参列者として参加する場合は、準喪服または略喪服が許容されるケースもあります。

急な訃報で準備が難しい場合は、濃紺やダークグレーのスーツでも構いません。

ただし、ネクタイ・靴下・靴はすべて黒に統一し、柄物やカジュアルなアイテムは避けるのがマナーです。

家族葬での女性の服装マナー

ここでは、立場に応じた女性の適切な服装マナーを解説します。

1.喪主・親族の場合
2.参列者の場合

それぞれの立場から見ていきます。

喪主・親族の場合

喪主や親族として参列する女性は、本来であれば和装の正喪服(黒無地の着物)が正式とされています。

しかし、現在はブラックフォーマルの準喪服が一般的です。

スカート丈は膝下が基本で、袖丈七分丈以上ものを選びましょう。

ストッキングは黒の無地、靴は3〜5cm程度のローヒールパンプスが基本です。

光沢素材や金具付きのデザインは避けましょう。

参列者の場合

参列者の女性も、準喪服を基本とした落ち着いた服装が望まれます。

ブラックフォーマルのワンピース・スーツが主流で、露出を抑えた落ち着いたデザインが適しているでしょう。

急な訃報で準備が難しい場合、ダークグレーや濃紺などの地味な服装でも許容される場合もあります。

その際は、色物・柄物・ノースリーブなどは避けるのがマナーです。

家族葬での小物や身だしなみのマナー

小物や外見の印象も参列者のマナーとして見られるため、細かい点にも配慮しましょう。

家族葬における小物・身だしなみのマナーを以下にまとめました。

項目 基本マナー 避けるべきポイント
・黒の革靴または布製パンプス
・男性:紐付きのシンプルな黒靴
・女性:3〜5cm程度のローヒール
・エナメル
・光沢素材
・装飾付き
・派手なデザイン
カバン ・黒無地で光沢のない素材
・布製またはマットな合皮
・女性は手持ちタイプが望ましい
・革製やエナメルの派手なカバン
・カラフルなデザイン
アクセサリー ・基本的に控える
・女性は一連のパールネックレスと結婚指輪のみ可
・複数のアクセサリー
・光る、揺れる、華美な装飾品
メイク・髪型 ・ナチュラルメイク
・落ち着いた髪型にまとめる
・整髪料や香水は控えめに
・濃い口紅やラメ入り化粧品
・強い香りの香水や整髪料

とくに女性は、カバン・アクセサリー・メイク・髪型など細かい点まで配慮が求められます。

落ち着いた色合いと清潔感を意識して、失礼のない印象を心がけましょう。

家族葬で服装に迷いやすいケース

ここでは、服装に迷いやすい3つのケースにおいて、適切な対応を解説します。

1.子どもや学生参列する時の服装
2.季節による服装
3.急な家族葬で喪服が用意できない

それぞれ詳しく見ていきます。

子どもや学生参列する時の服装

子どもや学生が家族葬に参列する場合、制服があるなら正装として着用するのが基本です。

制服がない場合は、白シャツに黒や紺のパンツ・スカートなど、地味で清潔感のある服装を心がけましょう。

小さなお子さまの場合、黒にこだわりすぎる必要はありませんが、キャラクター柄や明るい色の服は避けるのがマナーです。

靴も光沢のない落ち着いた色を選びましょう。

季節による服装

喪服は通年で黒が基本とされているため、暑さや寒さへの対応が難しい場合もあります。

夏と冬、それぞれの装いのポイントを確認しておきましょう。

夏の家族葬の場合
・通気性のよい素材(薄手のブラックフォーマルなど)を選ぶ
・半袖インナーを活用し、ジャケットは着用するのが基本
・屋外移動時は日傘や汗対策グッズを使ってもよいが、会場では控える
・ストッキング、靴は黒で統一する
冬の家族葬の場合
・コート、マフラーは黒や濃紺など落ち着いた色味にする
・光沢やファー付きの防寒具は避ける
・会場内ではコートを脱ぐのがマナー
・冷えやすい女性は、黒の防寒インナーやタイツで調整しても問題ない

季節に応じた工夫は体調を守るだけでなく、周囲への配慮にもつながります。

暑さや寒さなど気温への対策をしつつも、失礼のない服装を心がけましょう。

急な家族葬で喪服が用意できない

急な訃報で喪服を準備できない場合でも、黒やダークカラーを基調とした落ち着いた服装を選べば参列は可能です。

男性なら黒・濃紺・グレーのスーツ、女性なら無地のワンピースやセットアップなどで対応できます。

ネクタイやストッキング、靴などの小物類は可能な限り黒で統一し、華美なデザインや装飾は避けるようにしましょう。

宗教ごとの違いに配慮した服装選び方

宗教によって服装のマナーや注意点が少しずつ異なるため、参列前に確認しておくと安心です。

ここでは、宗教ごとの違いに配慮すべき服装マナーを紹介します。

1.神道
2.キリスト教

それぞれ詳しく見ていきます。

神道

神道の家族葬では、仏教と同様に黒を基調とした喪服を着用するのが一般的です。

男性はブラックスーツ、女性は黒のワンピースやスーツを選び、露出を抑えたスタイルが適しています。

光沢のある素材や華美なアクセサリーも控えるのが基本です。

なお、仏教における数珠は、持参しないのがマナーなので注意しましょう。

キリスト教

キリスト教の家族葬では、仏式と同様に黒を基調とした服装が基本で、洋装での参列が一般的です。

男性は黒や濃紺のスーツに、女性は黒のワンピースなど、肌の露出を抑えたフォーマルな服装が望ましいとされています。

カトリックとプロテスタントでは、服装マナーに大きな差はありません。

ただし、カトリックの葬儀では、信者が「ロザリオ」という十字架付きの祈りの道具を持参する場合もあります。

参列者がキリスト教徒でない場合は、必ずしも持参する必要はないため、安心してください。

シーンに応じた適切な服装の選び方

通夜・葬儀・法事・弔問といったシーンごとに服装マナーが異なる点に注意が必要です。

ここでは、シーンごとの服装マナーを解説します。

1.通夜
2.葬儀・告別式
3.法事・法要
4.弔問

それぞれ見ていきましょう。

通夜

通夜に参列する際は、基本的に略喪服や準喪服が一般的な装いとされています。

ご家族の案内によっては、「平服=地味な服装」でも差し支えないとされています。

黒や濃紺・ダークグレーなどの落ち着いた色合いのスーツであれば問題ありません。

ただし、平服でも光沢のある素材やカジュアルすぎる装いは避けましょう。

女性は深い色味のアンサンブルやワンピースなどを選び、ブラウスや小物も派手さを控えることが大切です。

葬儀・告別式

葬儀や告別式では、通夜よりも格式の高い正装が求められます。

男性は黒無地のブラックスーツに白シャツ、無地の黒ネクタイ、光沢のない黒靴が基本です。

女性はブラックフォーマルのスーツやアンサンブルを着用し、膝丈以上・七分袖以上のデザインが望ましいといえます。

葬儀・告別式では、ご家族より格式が高い服装を避けるのがマナーです。

とくに女性は「喪主より格上の装い」に見えないよう、和装(着物)は控えましょう。

法事・法要

法事・法要に参列する際の服装は、回忌の時期や施主との関係性に応じて装いを選びましょう。

宗教儀礼が含まれる法要では、服装に対する配慮が信頼にもつながります。

一般的には1周忌までは準喪服を着用し、それ以降の年忌法要では略喪服でも差し支えないとされています。

法要の主催側(喪主やご家族)は、参列者よりも軽装にならないことがマナーです。

光沢のある素材やカジュアルな装い、派手なアクセサリーは避け、全体として落ち着いた印象を大切にしましょう。

弔問

弔問時の服装は、葬儀や告別式ほど厳格ではありませんが、地味で落ち着いた装いが基本です。

弔問とは、葬儀に参列できなかった場合などに、後日ご家族のもとへ故人を悼みに伺うことを指します。

普段着やカジュアルな服装は避け、シンプルかつ清潔感のある服装を心がけましょう。

服装以外にも気をつけたい家族葬のマナー

家族葬では服装マナーと同様に、以下のような香典や供花の対応にも配慮が必要です。

1.香典が不要な場合は持参しない
2.供花・供物の持参は事前に確認をする

基本的なマナーを事前に確認し、落ち着いた対応を心がけましょう。

それぞれ詳しく見ていきます。

香典が不要な場合は持参しない

家族葬では、ご家族の意向により「香典を辞退する」旨が案内される場合もあります。

案内状や事前連絡で香典辞退の記載がある場合は、持参を控えるのがマナーです。

辞退されているにもかかわらず香典を渡すと、ご家族に気を遣わせてしまうため注意しましょう。

とくに大阪では、「香典辞退」が一般的になりつつあり、約90%の方が辞退されています。

地域性も踏まえたうえで、香典の有無は事前にご家族や葬儀社への確認をおすすめします。

参考:お葬式の受付マナーを徹底解説します!(かわかみ葬祭公式youtube)

供花・供物の持参は事前に確認をする

家族葬では、供花・供物の扱いも事前に確認・調整が求められる場合もあります。

故人の遺志やご家族の希望で、供花や供物を一切受け付けていない場合もあるため、勝手に手配するのは避けましょう。

どうしても贈りたい場合は、喪家や葬儀を担当する葬儀社に受け入れ可能か確認するのがマナーです。

ご家族の意向に配慮した対応を意識しましょう。

<h2家族葬の服装マナーは立場や場面に応じて正しく判断を

家族葬では、一般葬と比べて柔軟な対応が求められる一方で、服装マナーは立場や場面に応じた配慮が不可欠です。

喪服の種類や宗教ごとの違い、季節ごとの注意点などを踏まえて、失礼のない装いを心がけましょう。

なお、香典や供花・供物など服装以外のマナーも事前確認が大切です。

ご家族の意向を尊重し、心を込めた見送りができるよう準備を整えておきましょう。

大阪で家族葬を検討されている方は、地域の習慣やマナーにも詳しい「家族葬おくりみ」へぜひご相談ください。

専門スタッフがご家族の思いに寄り添いながら、安心できるお見送りをサポートいたします。

監修者

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川上 知紀

株式会社川上葬祭 代表取締役

<略歴>

創業明治10年の老舗葬儀社、川上葬祭の5代目
関西大学卒業後、テニスコーチとして就職。その後、家業である川上葬祭へ入社。
代表に就任以降、業界の異端児として旧態依然の業界改革に着手。その経営手法から葬儀社向け経営コンサルティングや、業界向けセミナー講演活動、一般消費者向けの「無料お葬式講座」を講師として17年以上、現在もなお続けている。

<主な著書>

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