椿と山茶花
2024.02.17
おくりみ東部市場前ホールの館内の花が、冬バージョンに変わっています。
白と赤のコントラストが素敵な仕上がりになっています。
しかしブログを上げるにあたり、写真を撮りながらひとつ疑問が浮かびました。
この主役の赤い花、ツバキなのかサザンカなのか。
とても似ているし、違いってなんだろう?と以前から気になっていたので、調べてみました。
ツバキもサザンカもツバキ科ツバキ属だそうで、学名もツバキがCamellia japonica、サザンカがCamellia sasanquaと、とても似ています。
現在は園芸品種も沢山あり、また多様性に富んでいるため、見分けがつきにくい場合も多くあるそうですが、1番分かりやすい見分け方は花の散り方のようです。
ツバキは花が丸ごとボトッと落ち、サザンカは花びらが1枚ずつ散るそうです。
ツバキの頭が丸ごと落ちる散り様が縁起が悪いと、武士からは敬遠されていたとも言われているようですね。
他の違いでは、葉はツバキが5cm〜12cm程で丸みを帯びていて、裏の葉柄に毛が生えてなく、サザンカは3cm〜7cmとツバキより一回り小さく、縁には鋸歯のある楕円形で、葉柄に毛が生えているそうです。
また花は、ツバキは完全に平開せずカップ状の事が多く、サザンカは平開するのだそう。
そう考えるとおくりみの花は、、、
造花なので花が散らずハッキリ分かりません!が、葉っぱが鋸歯だからサザンカなのかな〜と推察しました。
ただ、私の実家に咲いているのはサザンカだったんだな!と長年の疑問は解消されました。
おくりみ東部市場前ホールにお立ち寄りの際は、恐らくサザンカな館内のお花もお楽しみ下さいませ。