虹
2024.08.24
今回は虹です。
と言っても、自然にできたものではないのですが。
おくりみでは、朝の業務として外の掃除や植栽の水やりをしているのですが、駐車場に水撒きもしています。
天気の良い日には撒く水に光が反射し、虹ができ、小さな幸せを感じる瞬間でもあります。
この水を撒く行為を『打ち水』と呼ぶことは皆様ご存知かと思いますが、お清めやおもてなしの意味を持つとともに、涼やかさを得るというこの風習は江戸時代には日常的に行われていたそうです。
地面に水を撒くと、水が蒸発する際に地面の熱を奪い、地面の温度が下がって涼しく感じる『気化熱』を利用したもので、夏の日中だと体感温度で1.5℃下がるそうです。
その時間に歩道を通られる方だけでも少し涼しく感じていただければと、夏場は駐車場だけでなく、歩道も出来る限りするようにしています。
皆様も改めて注目を浴びている『打ち水』で、残暑厳しい中に涼を感じられてはいかがでしょうか。