決まり事より「家族の想い」を。自宅前を通る霊柩車に…
家族葬おくりみ 勝山にて、家族葬をお手伝いいたしました。ご親族12名様が集まられた今回のお式は、三姉妹の皆様が手を取り合い、故人様との煌びやかな想い出を語り合う、慈しみ深いひと時となりました。
お客様からは、「最初は葬儀というものは沢山の決まり事があるものだと思っていましたが、遺族それぞれの思いで故人を見送ってあげればいいのだと思いました。スタッフ皆様のお気遣いのもと、母との思い出を思い返しながら見送りできた事、大変感謝しています。メモリアルブックもとてもステキな贈り物でした」との、大変温かなお声をいただいております。

お式の中で伺った、故人様の「セレブな想い出話」は非常に印象的でした。子供の頃にはお手伝いさんがいらっしゃったことや、夏休みには家族で避暑地へ出かけていたことなど、古き良き時代の華やかなエピソードの数々に、私共スタッフも思わず引き込まれるようでした。
今回、担当として最も心を砕いたのは、体調が優れず式に参列できなかった喪主様への配慮です。最後のお別れを少しでも共有していただけるよう、出棺の際に霊柩車でご自宅の前を回る「最後の帰宅」をご提案いたしました。ご家族からは「できるのなら是非」と大変喜んでいただき、車窓越しに住み慣れた我が家とお別れを告げる、静かで尊い時間を過ごしていただくことができました。

また、式中に体調を崩された参列者の方には、すぐさま控室へご案内し、落ち着くまで寄り添って対応いたしました。大きな事態にならず、無事にお見送りを終えられたことに安堵しております。
一方で、お写真の背景色についてご家族の好みに即座に気づけなかった点は、プロとしての反省点です。違和感に気づいた時点ですぐに動くべきであったと痛感し、後飾り(葬儀後の祭壇)の前に作り直して差し替えさせていただきました。今後は、細かな色彩や雰囲気へのこだわりも先回りして察知し、ご遺族が誇りを持って故人様を飾れるよう、より細やかな感性でサポートしてまいります。
決まった形式をなぞるのではなく、ご家族それぞれの想いを最優先にすること。これからも、一つひとつのご要望を大切に受け止め、心から「ありがとう」と言えるお葬儀を創り続けてまいります。

























