「最後に、同じ車で」。霊柩車への同乗に込めた、最愛の夫への感謝と別れ
ご親族6名様と、生前親しくされていたご友人3名様の計9名様が集まられた今回のお式は、少人数だからこそ叶う、お一人おひとりの想いが深く刻まれた温かなひと時となりました。
お客様からは、「偶然社長のYouTubeを見る機会があり、葬儀社選びに迷っていた私にとって勉強になった事もあり、御社なら母をお任せできると思いました。ホールや駐車場の方の丁寧な対応、親身な助言のおかげで無事葬儀を終えることができ、家族一同感謝しております」という、非常に光栄なお言葉を頂戴しております。

お式が始まる前から、ご遺族はホールの雰囲気や祭壇を大変気に入ってくださり、「こんなに良い場所でできて良かった」と嬉しいお声をかけてくださいました。お別れの際には、奥様や娘様方が故人様へ向けて、終始「ありがとう、ほんまにありがとう」と何度も何度も、慈しむように語りかけておられたお姿が、今も鮮明に記憶に残っております。

担当として特に心を砕いたのは、出棺の際の急なご要望への対応です。当初、ご家族はマイカーやタクシーでの移動を予定されていましたが、いざ出棺の時、奥様が「霊柩車に乗れないか」と切実な表情で仰いました。あいにく2名乗車可能な車両をご用意していたため、すぐさまご案内し、奥様に故人様のすぐ傍らでお供をしていただくことができました。火葬場へ向かう道中、同じ車内で最後の大切な時間を過ごしていただけたことは、私共にとっても大きな意義を感じる出来事でした。

また、当日はご家族の到着が予定より少し遅れ、開式まで1時間を切る状況となり、スタッフ一同気を揉む場面もありましたが、「焦らせてはいけない」と細心の注意を払い、打ち合わせを終えて無事に滞りなくお式を進行することができました。
「YouTubeでの出会い」という現代的な縁から始まったお見送り。これからも、画面越しに感じていただいた誠実さを現場でも貫き、ご遺族がふと漏らされた願いを逃さず形にできるよう、真心を込めて寄り添ってまいります。

























