ずっと帰りたかった我が家へ。思い出の街を巡る「最後のドライブ」で送る家族葬
生野区の「家族葬おくりみ 東部市場前」にて、浄土真宗本願寺派の形式による温かな家族葬をお手伝いいたしました。
故人様のご姉妹家族やお孫様方、計7名様が集まられ、長い入院生活を経てようやく「家」へと戻られる故人様を、優しく迎えるようなお式となりました。
お客様からは、「叔母の思い出の場所を通って火葬場に向かいました。無理なお願いを聞いて頂き、本当にありがとうございました。とても丁寧な対応をして頂き本当にうれしかったです」という、担当者としてこの上なく光栄な感謝のお言葉をいただいております。

故人様は入院が長く、生前ずっと「家に帰りたい」と仰っていたそうです。その想いを汲み、出棺の際には通常のルートではなく、故人様にとっての「思い出の場所」を巡る特別なコースを走りました。かつてお仕事をされていた工場の跡地、なじみのケーキ屋さん、うなぎ屋さん、そして母校の小学校。車窓から見える懐かしい景色を眺めながら、車内ではご遺族による思い出話が尽きることなく、まさに「最後のドライブ」と呼ぶにふさわしい、穏やかで明るいひと時となりました。
お棺の中には、特にかわいがってもらっていたという姪御様たちが、それぞれ故人様の好物だったお菓子やジュースを、「あちらでも食べてね」という想いを込めて納められました。また、担当スタッフはご遺族のご希望を受け、故人様が愛用されていたヘアピンをそっとつけ直し、髪を綺麗に整えさせていただきました。

全ての行程を終え、お骨となってご自宅へ戻られた際のご遺族のほっとされたような表情が、非常に心に残っております。
形式としての葬儀に留まらず、故人様の「願い」とご家族の「記憶」を繋ぐお手伝いをすること。これからも、一つひとつのご要望に真心を込めて寄り添い、後悔のないお別れを追求してまいります。

























