忘れてはいけない!!
袋は万全の準備ができたのに、こんなことを忘れる場合が実は多い、という話をします。
「ねえ、これはどなたからのお香典!?」
受付などで、きっちりチェックをしてくれる場合はよいのですが、ある程度少人数の参列者に限定していたため、受付を設けず、お香典などは直接ご遺族へ、という場合も最近はございます。
そのとき、しっかり準備したはずが、住所も名前も、金額も書き忘れた!ということもよくある話なんです。
ご遺族もあの方からはいただいたわ!と記憶をたどることはできても、その方の住所も連絡先も、記帳カードにも書いていない…となります。
こうなると、返礼を考えているご遺族、返礼など別に気にはしていないが49日過ぎても何の連絡もないなーと気になる参列者。
どっちがマナー違反?ということになってしまいます。
香典袋にはたいてい中包みがついています。ちゃんと受付で記帳をしたとしても、必ず中包みに「名前」「住所」そして「金額」は記入をするようにしましょう。
そんな、返礼品を期待しているわけじゃないし、気持ちだから…とあなたが思うのは勝手ですが、ご遺族には葬儀後面倒な手間が増えるだけです。
また何人かでまとめて一つの袋にてお渡しされる場合も同様ですが、中包みに全員分書ききれない場合は、別の紙に書いて袋に入れておきましょう。
こういうことも、「マナー」です。