葬儀の際に用いる位牌の事を「白木の位牌」と呼んでいます。
この位牌は四十九日法要(満中陰)の時に菩提寺に納め、本位牌(塗り位牌や唐木位牌等)に取り替えます。
法要時にご住職に「お性根入れ」「魂入れ」をしていただき、そのあとに仏壇に安置します。
位牌には、漆や金箔・金粉で仕上げられた豪華なものや、黒檀や紫檀の木目を生かして作られた物やモダン位牌等たくさんの種類があります。
初めて本位牌を準備する場合は、安置する仏壇のスペースにあわせて選べばいいのですが、すでにご先祖のお位牌がおありの場合は、高さがご先祖のお位牌と同じかそれより低いものをお選びください。
本位牌には、戒名、死亡年月日、俗名や年齢などを入れます。
文字の書き入れは仏壇店で手配してくれますが、文字の書き込みに1週間~10日程度かかりますので法要に間に合うように、早めに準備をしましょう。
また、浄土真宗では、原則位牌を用いません。代わりに、法名軸や過去帳を準備いたします。
位牌や過去帳は弊社でも承っておりますのでお気軽にお問合せください。