もともとは、地域の方や仕事でお世話になった方など多くの参列者の中で執り行う『一般葬』が主流でしたが、大阪では近年減少傾向にあり、代わりに家族や親族のみで送る『家族葬』が主流になりました。
このスタイルは、かつて『密葬』と呼ばれていました。
直葬や一日葬とは違い、通夜と葬儀・告別式といった儀礼を行うので、『お葬式』であることは間違いなく、故人や周囲に対する“うしろめたさ”がないのも人気の理由の一つでしょう
ひと口に家族葬と言っても、葬儀社によってその定義、とらえ方はまちまちです。
一般的なとらえ方としては、家族葬とは、『あまり多くの人を呼ばない、身内中心のこじんまりした葬儀』というものでしょう。
家族や親せき縁者に限らず、故人の仕事関係で特に親しかった人や旧友、近所付き合いの深い人、趣味の仲間など、誰でもよく、『どんな関係の人か?』という参列者の属性をといません。
『呼んだ(連絡した)人だけが来る』葬儀なので、家族葬は、参列者50名くらいまでのものになります。