葬儀が終わり49日の満中陰の後、初めて迎えるお盆を、初盆(はつぼん)または新盆(にいぼん)と言います。
初盆の供養は普段のお盆より丁寧に営むのが一般的で、葬儀の時にお世話になった人や、親戚を招き、お寺様を迎えて読経していただきます。
尚、49日の満中陰より前にお盆を迎えるときは、その年ではなく翌年が初盆となります。
地域やご宗派によって異なる場合がございますが、大阪では8月7日から8月15日までと言われています。
お盆の時期はお寺様もお参りでお忙しくされていますので、読経をご希望の方は早めに
ご依頼されることをお勧めいたします。
初盆の場合は他のご先祖様と別に精霊棚を設けて供養するのが本来の形でしたが、
近頃は住宅事情もあることから一緒に祀られる方もおおくなっているようです。
お祀りの仕方については宗旨によっても風習が変わってきますので、まずは菩提寺様にご相談してみましょう。