「いつまでもお話ししていたい」。車椅子の奥様に寄り添い、家族で刻んだ最期の時間
「家族葬おくりみ 勝山ホール」にて、ご親族7名様での1日葬をお手伝いいたしました。深夜の急なご相談から始まったご縁でしたが、お葬儀に関することはもちろん、その後の複雑な手続きに至るまで、ご遺族が抱える不安を一つひとつ解消できるよう、終始真心を込めた心配りに努めました。
お客様からは、「深夜の問い合わせにも丁寧に対応してくださり、終始心遣いいただき感謝しています。おかげさまで家族でゆっくりとお別れができ、満足のゆく式で見送ることができました」という、大変励みになるお言葉をいただいております。

お式の中で特に印象深かったのは、故人様を慈しむご家族の深い愛情です。故人様の奥様は車椅子を使用されておりましたが、お棺の中の故人様へ長い時間、優しく語りかけられていました。そのお姿を拝見し、担当として「少しでも近くでお顔を見ていただきたい」と考え、通常よりも低い棺台へと急遽差し替えを行いました。目線の高さを合わせることで、奥様は無理のない姿勢で最後のお別れを惜しむことができ、ご兄弟が協力してお母様を支えながら送り出される光景は、非常に温かな絆を感じさせるものでした。

車椅子でのご参列という状況に合わせ、進行についても決して急かすことなく、ご遺族のペースに合わせたゆとりある運営を徹底いたしました。
身体的な不自由さや、心理的な不安。その一つひとつに「空気を読んで」先回りしたサポートを提供すること。これからも、マニュアル通りの進行に留まらず、その場にいる皆様が心から納得し、安らかな気持ちで「ありがとう」を伝えられる時間と空間を守り続けてまいります。

























